データベーススペシャリストとは?取得するメリットと勉強方法など徹底解説!

目次

  1. データベーススペシャリストの試験概要
  2. データベーススペシャリストの難易度
  3. データベーススペシャリストの合格率
  4. データベーススペシャリストの出題形式
  5. データベーススペシャリストを取得するメリット
  6. データベーススペシャリストの申し込み方法
  7. データベーススペシャリストの勉強法
  8. データベーススペシャリストに合格して年収アップ

データベーススペシャリストはIPAが主催している情報処理の資格の一つです。
データベーススペシャリストを主催しているIPAによると、『高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者』とあります。
レベルは4段階あり、データベーススペシャリストはレベル4に指定されています。
取得することで、データベースの第一人者であることの証明になります。
データベースはシステムを作る上で必要不可欠となるので、データベーススペシャリストは取っておいて損はありません。

受験日:4月第3日曜日・10月第3日曜日
受験料:5,700円(消費税込み)

データベーススペシャリストを始め、情報処理技術者試験の受験料は、ベンダー資格に比べてかなり良心的な価格となっています。
例;Oracle Master;約26,000円

参考:IPA データベーススペシャリスト(DB)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

難易度:高難度
情報処理技術者試験でレベル4であり、高度情報処理試験に区分されていることからも、難易度はかなり高い試験となります。

データベーススペシャリストは、全くの未経験の方に関しては、かなり難易度が高いと思われますが、後述学習する学習法でしっかり学習することで十分合格が狙えます。
データベーススペシャリストの合格率については、3.合格率を参照ください。

近年の合格率は15%前後となっています。
受験者数と合格率の推移を表にまとめました。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成30年春期 11,116人 1,548人 13.9%
平成29年春期 11,775人 1,709人 14.5%
平成28年春期 9,238人 1,620人 17.5%
平成27年春期 10,049人 1,767人 17.6%
平成26年春期 10,016人 1,671人 16.7%
平成25年春期 11,342人 1,845人 16.3%
平成24年春期 12,187人 1,963人 16.1%
平成23年春期 12,689人 2,304人 18.2%
平成22年春期 13,523人 2,142人 15.8%
平成21年春期 11,887人 1,912人 16.1%
午前I 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20(50分) 10:50~11:30(40分) 12:30~14:00(90分) 14:30~16:30(120分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 多肢選択式(四肢択一) 記述式 記述式
出題数 出題数:30問 出題数:25問 出題数:3問 出題数:2問
解答数 解答数:30問 解答数:25問 解答数:2問 解答数:1問

参考:IPA データベーススペシャリスト(DB)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

データベーススペシャリストに合格することで得られるメリットは下記となります。

データベースに関する専門的な知識・技能を持っている証明になる

就職、転職に有利

データベースに関する専門的な知識・技能を持っている証明になる

データベーススペシャリストでは、データベースエンジニアが持つべき専門的な知識が問われます。また、取得することで、データベース分野でのスキルアップができます。

就職、転職に有利

国家資格となるため、情報処理分野の基礎的な知識を持っている証明ができ、就職、転職する際にアピールポイントとなります。
データベーススペシャリストを取得することで、入社後は会社内のデータベースのスペシャリストとして頼られる機会が多くなると思います。

『IPA 情報処理推進機構』ホームページより、申し込みができます。郵送かインターネットを選べますが、インターネットの申し込みが楽なのでおすすめです。
受験票は試験月の月初に発送されます。

IPA:https://www.jitec.ipa.go.jp

それでは、データベーススペシャリストに合格するためにはどうしたら良いでしょうか。
①データベースに関する業務経験
データベーススペシャリストは、データベースに関する業務経験があると少し難易度が下がります。

②午前I免除
下記のいずれかに該当する場合は、2年間午前I試験が免除されます。
1. 応用情報技術者試験合格
2. 下記いずれかの高度試験合格

  • ネットワークスペシャリスト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • システム監査技術者試験
  • ITサービスマネージャ試験
  • ITストラテジスト試験
  • 情報処理安全確保支援士

3. 2の試験のうち、いずれかの午前Ⅰ試験で基準点(60%)以上を取得。

データベーススペシャリストの難易度が高すぎる…と思われる方は、まず1の応用情報技術者試験から受験されてみてはいかがでしょうか。

データベーススペシャリストは上級職となるため、転職すると年収アップが大いに期待できます。
データベーススペシャリスト取得後には転職エージェントに登録し、企業情報を収集することをおすすめします。

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Posted by phi30973