応用情報技術者試験とは?取得するメリットと勉強方法など徹底解説!
目次
- 応用情報技術者試験の試験概要
- 応用情報技術者試験の難易度
- 応用情報技術者試験の合格率
- 応用情報技術者試験の出題形式
- 応用情報技術者試験を取得するメリット
- 応用情報技術者試験の申し込み方法
- 応用情報技術者試験おすすめ参考書・問題集
- 応用情報技術者試験と基本情報技術者試験の違い
- 応用情報技術者試験に合格して年収アップ
応用情報技術者試験はIPAが主催している情報処理の資格の一つです。
プログラマやシステムエンジニアの仕事をしている人や、基本情報技術者試験を突破した方を対象とした資格となります。
受験日:4月第3日曜日・10月第3日曜日
受験料:5,700円(消費税込み)
応用情報技術者試験を始め、情報処理技術者試験の受験料は、ベンダー資格に比べてかなり良心的な価格となっています。
参考:IPA 応用情報技術者試験(AP)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者試験を主催しているIPAによると、『高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者』とあります。
応用情報技術者試験は、全くの未経験の方に関しては、かなり難易度が高いと思われますが、後述学習する学習法でしっかり学習することで十分合格が狙えます。
応用情報技術者試験の合格率については、3.応用情報技術者試験の合格率を参照ください。
近年の合格率は20~30%となっています。
受験者数と合格率の推移を表にまとめました。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成30年秋期 | 33,932人 | 7,948人 | 23.4% |
平成30年春期 | 30,435人 | 6,917人 | 22.7% |
平成29年秋期 | 33,104人 | 7,216人 | 21.8% |
平成29年春期 | 31,932人 | 6,443人 | 20.2% |
平成28年秋期 | 35,064人 | 7,511人 | 21.4% |
平成28年春期 | 28,229人 | 5,801人 | 20.5% |
平成27年秋期 | 33,253人 | 7,791人 | 23.4% |
平成27年春期 | 30,137人 | 5,728人 | 19.0% |
平成26年秋期 | 33,090人 | 6,686人 | 20.2% |
平成26年春期 | 29,656人 | 5,969人 | 20.1% |
平成25年秋期 | 34,314人 | 6,362人 | 18.5% |
平成25年春期 | 33,153人 | 6,354人 | 19.2% |
平成24年秋期 | 38,826人 | 7,941人 | 20.5% |
平成24年春期 | 35,072人 | 7,945人 | 22.7% |
平成23年秋期 | 36,498人 | 8,612人 | 23.6% |
平成23年春期 | 37,631人 | 7,745人 | 20.6% |
平成22年秋期 | 43,226人 | 9,898人 | 22.9% |
平成22年春期 | 42,338人 | 8,592人 | 20.3% |
平成21年秋期 | 41,565人 | 8,908人 | 21.4% |
平成21年春期 | 36,653人 | 9,549人 | 26.1% |
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30~12:00(150分) | 13:00~15:30(150分) |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 | 出題数:80問 | 出題数:13問 |
解答数 | 解答数:80問 | 解答数:7問 |
参考:IPA 応用情報技術者試験(AP)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者試験に合格することで得られるメリットは下記となります。
応用的なITの知識・技能を持っている証明になる
就職、転職に有利(応用情報技術者試験の取得を条件にしている会社もあります)
応用的なITの知識・技能を持っている証明になる
応用情報技術者試験では、ITエンジニアが持つべき応用的な知識が問われます。また、取得することで、ITエンジニアとしてスキルアップができます。
就職、転職に有利(応用情報技術者試験の取得を条件にしている会社もあります)
国家資格となるため、情報処理分野の基礎的な知識を持っている証明ができ、就職、転職する際にアピールポイントとなります。
応用情報技術者試験を取得することで、入社後は会社内のITのスペシャリストとして頼られる機会が多くなると思います。
『IPA 情報処理推進機構』ホームページより、申し込みができます。郵送かインターネットを選べますが、インターネットの申し込みが楽なのでおすすめです。
受験票は試験月の月初に発送されます。
IPA:https://www.jitec.ipa.go.jp
基本情報技術者試験はすべての問題が選択問題なのに対し、応用情報技術者試験は記述問題があります。
問題のレベルも基本情報技術者試験より、1、2段階上となっています。
このことから応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験からステップアップする目的で取得される方が多いようです。
応用情報技術者試験に合格すると、情報処理分野に精通した知識を持っているとの証明になり、転職すると年収アップが大いに期待できます。
応用情報技術者取得後には転職エージェントに登録し、企業情報を収集することをおすすめします。
まずは登録
総合型転職エージェント【広告】
転職エージェント | 特徴 | 求人数 |
---|---|---|
マイナビエージェント |
20代、第二新卒の求人多数 | 公開求人:約45,000件 非公開求人:約18,000件 |
doda |
業界トップクラスの求人数 幅広い求人を公開 |
約164,000件 |
おすすめ度 求人数 サポートの質 相談のしやすさ |
|
マイナビエージェントは、リクルートエージェントに次ぐ、業界大手のエージェントです。
キャリアが浅い場合でもフォローが手厚いことが強みです。求人の紹介だけでなく、履歴書や面接のフォローもしてくれるため、在籍年数が短めの方でもしっかり対応してくれます。
おすすめ度 求人数 サポートの質 相談のしやすさ |
|
dodaは、大手企業を中心に様々な求人情報を掲載している転職サイトです。
登録することで、エージェントサービスを受けることができます。
誰もが知っている大手企業や地方の優良企業など、総合的に紹介してもらえるので、とりあえず登録してみるのはいかがでしょうか?