ITサービスマネージャ試験とは？取得するメリットと勉強方法など徹底解説！

2023-09-04

目次

1. ITサービスマネージャ試験の試験概要
2. ITサービスマネージャ試験の難易度
3. ITサービスマネージャ試験の合格率
4. ITサービスマネージャ試験の出題形式
5. ITサービスマネージャ試験のメリット
6. ITサービスマネージャ試験の申し込み方法
7. ITサービスマネージャに合格して年収アップ

1.ITサービスマネージャ試験の試験概要

ITサービスマネージャはIPAが主催している情報処理の資格の一つです。
取得することで、`企業のIT投資の効果を最大限に発揮できるITサービスマネージャであることの証明になります。

受験日：10月第3日曜日
受験料：5,700円(消費税込み)

ITサービスマネージャを始め、情報処理技術者試験の受験料は、ベンダー資格に比べてかなり良心的な価格となっています。

参考：IPA ITサービスマネージャ(SM)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sm.html

2.ITサービスマネージャ試験の難易度

ITサービスマネージャを主催しているIPAによると、『高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システム全体について、安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者』とあります。
ITサービスマネージャは、全くの未経験の方に関しては、かなり難易度が高いと思われますが、後述学習する学習法でしっかり学習することで十分合格が狙えます。
ITサービスマネージャの合格率については、3.ITサービスマネージャ試験の合格率を参照ください。

3.ITサービスマネージャ試験の合格率

近年の合格率は13%前後となっています。

受験者数と合格率の推移を表にまとめました。

年度	受験者数	合格者数	合格率
平成30年春期	3,715人	530人	13.6％
平成29年春期	3,932人	535人	13.6％
平成28年春期	3,555人	502人	14.1％
平成27年春期	3,858人	511人	13.2％
平成26年春期	3,925人	492人	12.5％
平成25年春期	4,037人	494人	12.2％
平成24年春期	4,395人	583人	13.3％
平成23年春期	3,962人	568人	14.3％
平成22年春期	4,193人	566人	13.5％
平成21年春期	3,673人	460人	12.5％

4.ITサービスマネージャ試験の出題形式

	午前I	午前Ⅱ	午後Ⅰ	午後Ⅱ
試験時間	9:30～10:20(50分)	10:50～11:30(40分)	12:30～14:00(90分)	14:30～16:30(120分)
出題形式	多肢選択式（四肢択一）	多肢選択式（四肢択一）	記述式	論述式
出題数	出題数：30問	出題数：25問	出題数：3問	出題数：2問
解答数	解答数：30問	解答数：25問	解答数：2問	解答数：1問

参考：IPA ITサービスマネージャ(SM)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sm.html

5.ITサービスマネージャ試験を取得するメリット

ITサービスマネージャ試験に合格することで得られるメリットは下記となります。

IT投資効果を最大限に発揮できるITサービスマネージャであることの証明になる

ITサービスマネージャ試験では、ITサービスを提供する会社のエンジニアが持つべき専門的な知識が問われます。また、取得することで、ITサービスマネージャとしてスキルアップができます。

就職、転職に有利

国家資格となるため、情報処理分野の基礎的な知識を持っている証明ができ、就職、転職する際にアピールポイントとなります。
ITサービスマネージャを取得することで、入社後は会社内のITサービスのスペシャリストとして頼られる機会が多くなると思います。

6.ITサービスマネージャ試験の申し込み方法

『IPA 情報処理推進機構』ホームページより、申し込みができます。郵送かインターネットを選べますが、インターネットの申し込みが楽なのでおすすめです。
受験票は試験月の月初に発送されます。

IPA：https://www.jitec.ipa.go.jp

7.ITサービスマネージャに合格して年収アップ

ITサービスマネージャは上級職となるため、転職すると年収アップが大いに期待できます。
ITサービスマネージャ取得後には転職エージェントに登録し、企業情報を収集することをおすすめします。

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